• 帯状疱疹ってどんな病気?
  • ヘルペスとは?

ヘルペスとは?

みなさんも一度は、ヘルペスという言葉を耳にしたことがあると思います。よく耳にするのは「口唇ヘルペス」でしょうか。実は、帯状疱疹もヘルペスの一種なんですよ。けど実際には聞いたことはあっても、「ヘルペスって、一体何者?」と思う人がほとんどではないでしょうか。ヘルペスというのは、「単純疱疹」と「帯状疱疹」の2種類を指しています。

帯状疱疹との違い

単純疱疹と帯状疱疹はどちらもヘルペスウイルスによって引き起こされるので、よく混同されますが、全然別の病気です。症状も、それぞれ違うということを覚えておきましょう。表も参考にしてください。

  単純疱疹 帯状疱疹
部位 片側の胸部・ひたい 唇のまわり(1型)・陰部(2型)
頻度 普通は1回 繰り返し発症
痛み たいていは激痛 熱っぽさ・軽い痛み
後遺症 あり なし
脳炎の合併 まれ ときに起こす
ワクチン効果 期待できる 期待できない
水疱瘡との関係 あり なし
運動マヒ あり なし

単純疱疹の症状

単純疱疹の症状は、顔面や口のまわりに小さな水疱ができます。次第に、その水疱が固まって、大きくなっていきます。単純疱疹の原因としては、風邪や紫外線による影響などが挙げられます。また、風邪を引くたび口のまわりにプツプツと水泡ができる人もいるでしょう。“頻繁に再発する”という点も、単純疱疹の特徴の一つといえます。

最初は、発熱や倦怠感など風邪の症状が出て、唇や鼻のまわりに熱を持った痛みを感じるようになります。そのあと、水疱ができて、時間の経過とともにかさぶたになっていきます。

帯状疱疹の症状

帯状疱疹の症状については、【帯状疱疹とは?】のページで説明しているので、そちらをご覧ください。片側の胸部や、ひたいの部分に症状が多くあらわれます。単純疱疹とは違い、帯状疱疹は片側にだけ発症するのが特徴的です。また、かなりの痛みを伴います。全体の症状として、一般的には帯状疱疹のほうが単純疱疹より、重いといえるでしょう。

ヘルペスウイルスの種類

さて、ヘルペスウイルスには約100もの種類があると言われています。そのなかで、人と関係するものは8種類あることがわかっています。さらに、そのうちでよく知られているヘルペスウイルスを挙げてみましょう。

ヘルペスウイルスの種類

ヘルペスウイルスの発症部位

上記のほか、単純疱疹(ヘルペス)に限っては、「顔面のヘルペス」「耳・頭部のヘルペス」「臀部(でんぶ)のヘルペス」「下肢のヘルペス」など、体のいろんな部分に出てきます。

どのヘルペスウイルスにも共通すること

ヘルペスウイルスには、いくつかの共通点があります。ちなみに、これらは特に単純疱疹(ヘルペス)に限ってのことだと考えてくださいね。

ヘルペスウイルスの共通

やっかいな口唇ヘルペス

口のまわりにできる口唇ヘルペスは、子供のときになってもほとんど症状があらわれません。近年は、大人になってから初めて口唇ヘルペスを発病する人が増えています。ですが、この場合は重症になりやすいので、十分に注意しなければなりません。

口唇ヘルペスの症状は、唇のまわりに数ミリほどの水疱がたくさんできて、アゴの下のリンパ腺の腫れなどが見られます。さらに、発熱や倦怠感、ノドの痛み、頭痛などの全身症状が出ることもあります。発熱や倦怠感といった症状は、帯状疱疹の場合も同じですね。

口唇ヘルペスによる水疱ができる前ぶれとして、多くの人は口元に何らかの違和感を覚えます。この口唇ヘルペスのやっかいなところは、人によっては結構頻繁に再発すること…。紫外線や風邪、睡眠不足、ストレスなどが口唇ヘルペスの原因になります。体調不良のときや、ストレスがたまっているなぁと感じるときには用心しましょう。

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