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帯状疱疹の治療

疲れやストレスを溜めないように気をつけていたにもかかわらず、帯状疱疹になってしまうこともあります。もし帯状疱疹と思われる症状が見られたら、できるだけ早く病院に行きましょう。早期治療が早期回復のカギとなります!

抗ウイルス薬

抗ウイルス薬「抗ウイルス薬」には、色々な種類がありますが、どれも帯状疱疹そのものを治すのではなく、症状を和らげるために使います。それが早い回復につながります。

この「抗ウイルス薬」のタイプとしては、内服薬、外用薬、点滴注射が挙げられます。目のまわりに帯状疱疹が出たり、痛みがはげしかったり、マヒの症状が出ている場合、症状が広範囲にわたって出ている場合などは「抗ウイルス薬」での治療が効果的です。

一般的には、皮膚に異常があらわれてから72時間以内に「抗ウイルス薬」を使えば、水疱の出現や痛みを早いうちに和らげることができると言われています。このほか、痛みが相当強いときは、「神経ブロック」を行うこともあります。

神経ブロックとは?

痛みのある神経のもとの部分に麻酔薬を注射して、神経を一時的あるいは永続的にマヒさせる治療方法です。この「神経ブロック」には痛みを和らげるほかに、血の巡りをよくすることで神経を回復させる効果もあります。

また、「三叉神経ブロック」「星状神経節ブロック」「硬膜外ブロック」「肋間神経ブロック」「神経根ブロック」など、症状が出ている箇所によって、それぞれ違う種類の「神経ブロック」が用いられます。

消炎鎮痛薬

帯状疱疹の症状が比較的軽い場合には、消炎鎮痛薬を使います。この消炎鎮痛薬は、かゆみや痛みといった症状を鎮めるための薬で、軟膏などの外用薬が基本的な処方となります。

ただ、軟膏などで水疱が治ったとしても、痛みが残る可能性も考えなければいけません。軟膏を塗りすぎるなど、水疱の治療ばかりに気をとられず、全体の症状をよく観察しましょう。場合によっては、重症とまではいかなくても症状が少し進んでしまっているようなときは、「抗ウイルス薬」と消炎鎮痛薬を併用することもあります。

さらに対症療法として、消炎鎮痛薬だけではなく、「抗うつ薬」が使われる場合もありますね。帯状疱疹の継続的な痛みで、心までやられてしまうことも少なくありません。「抗うつ薬」を使うことで、精神が安定すれば、帯状疱疹自体の治療にも効果が期待できます。

点滴

点滴帯状疱疹の症状が重い場合には、点滴も効果的です。その度合いによって外来で行われたり、または入院したうえで点滴治療をすることもあります。

帯状疱疹の薬はたいてい服用しはじめて1週間後くらいから効果があらわれてきます。ですが、症状が重く一刻も早く楽になりたい場合は、点滴がいいでしょう。即効性のある点滴をしてもらえばずいぶん楽になりますよ。

忙しくて病院に頻繁には通えないという人にも、おすすめです。また、もともと何か別の病気で免疫力が低下していたり、臓器移植をしている人は、とくに点滴での治療が有効になります。点滴治療のため、何日か続けて通院するように言われることもあるでしょう。

帯状疱疹の薬の副作用

薬は病気を治す(症状を和らげる)ためのものですよね。薬を服用すると、体内に普段はあまり多くはない物質を取り込むことになります。その突然入ってきた見知らぬ物質に、体はびっくり!病気の症状が改善されていくと同時に、体が薬に慣れていないことで、様々な副作用が出ることもあります。

薬の種類によって、その副作用の度合いも弱かったり、強かったりしますが、帯状疱疹の場合は一般的に弱めと言われています。帯状疱疹の薬の副作用としては、めまいや眠気、吐き気、胃の痛み、下痢むくみ、体重増加、全身の倦怠感など色んな症状が考えられます。

帯状疱疹の薬を服用して、このような副作用が見られたら、とくに高齢者や腎臓に持病を持っている人などは、医師に相談して薬の量を調整するようにしましょう。さらに、こういった副作用が出ているときは帯状疱疹による痛みが和らいでいても、安静を心がけてくださいね。また、受診したときに、どんな副作用が出ているのかをはっきり伝えることが大切です。

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