• こういう人も帯状疱疹に注意!
  • 水疱瘡にかかっていない人

水疱瘡にかかっていない人

子供の頃、水疱瘡にかかった人であれば、帯状疱疹になる可能性があるとよく言われます。では、水疱瘡にかかっていない人はならないかというと、それも違います。水疱瘡にかかっていない場合でも、帯状疱疹にも十分に注意する必要があります。

帯状疱疹と水疱瘡の関係

帯状疱疹のおおもとは、多くの人が子供のときにかかった水疱瘡なのです。帯状疱疹と水疱瘡の関係は、ハンガリーの小児科医の報告によって1892年に明らかになりました。そのキッカケは帯状疱疹にかかった高齢者のまわりで、子供に水疱瘡が流行ったことだといいます。

帯状疱疹も水疱瘡も“水痘ウイルス”によって、引き起こされます。なので、帯状疱疹が水疱瘡にかかっていない人にうつると言われるのは、そのためです。もし、うつってしまうと帯状疱疹の症状ではなく、水疱瘡の症状が出ます。

帯状疱疹になってしまったら、まだ水疱瘡になっていない赤ちゃんなどには近づかないようにしましょう。そのほか小さいときに水疱瘡になった人のなかで、発疹の数が少なかった人は大人になってから、帯状疱疹を発病しやすいと考えられています。

水疱瘡って、どんな病気?

水疱瘡って、どんな病気?水疱瘡は一般的に発熱とともに、水ぶくれ状の発疹(水疱)が体中に出ます。この発疹は強いかゆみを伴うため、かき壊してしまうこともありますが、そうすると跡が残ってしまうので注意しなければなりません。

水疱瘡は、年間約90万人がかかると言われているポピュラーな病気です。赤ちゃんや子供を中心に発病する水疱瘡は、とても感染力が強く、9歳くらいまでの子供の多くがかかります。

そのなかでも一番かかりやすいのは3〜7歳とされていますが、最近は保育園に通い始める年齢が下がっているため、1〜2歳の赤ちゃんでもよく発病する傾向にあります。ほとんどの場合、水疱瘡になってしまっても軽症ですむので、そんなに心配ありませんよ。

ただ、何かほかの病気で免疫機能が低下しているような場合は、症状が悪化することも考えられるので注意が必要になります。これは、子供とか大人とかにかかわらず言えます。一度かかると、体の中で免疫ができます。

水疱瘡の症状

ウイルスに感染してからも2週間ほどは症状が出ることはありません。そのあと発熱や体のだるさなど風邪に似た症状があらわれます。そして、水疱瘡の症状の大きな特徴は、強いかゆみを伴う赤い発疹が出ること。赤い発疹の時点では、虫刺されと間違ってしまうことも少なくないでしょう。

その発疹はしだいに水疱へと変わっていきます。発疹は胸やお腹、背中などから顔、手足、手のひらや足の裏、口の中、頭部、おしりなどにまで全身に広がります。ものすごくかゆいため、機嫌が悪くなることも…。かき壊さないためにも、病院で処方された軟膏などをこまめに塗るようにしてください。

発疹が出てから4日目くらいになると、水疱はかさぶたになって、同時にかゆみも治まってきます。熱は高熱が出ることもあれば、全然出ないこともあります。また症状が治まっても、保育園、幼稚園、学校などの集団生活に戻るときは、医師の許可が必要になります。

予防接種で水疱瘡も帯状疱疹も防げる?

予防接種水疱瘡も帯状疱疹も両方予防する方法はあるのでしょうか…?どちらの病気にもかかったことがなかったり、だいぶ昔にかかったけれど、その免疫が低下しているような場合は水疱瘡の予防接種をおすすめします。

ここで、覚えていてほしいのは予防接種をしたからといって、どちらも絶対に発病しないとは言い切れないこと。予防接種をしたから大丈夫だろうと思っても、発病する可能性も十分にあります。

ですが、予防接種を受けていない場合よりも、軽い症状ですむことが多いですよ。ちなみに、水疱瘡の予防接種は任意なので、自費になります。金額は病院によって異なるので、詳しくはかかりつけの病院に問い合わせてみてくださいね。

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